「女性記者暴行騒動」に巻き込まれているソン・イルグクが「暴行を受けた」と主張した女性記者A氏を相手取り、20億ウォン(約2億2500万円)の損害賠償請求訴訟を起こすと明らかにした。
ソン・イルグクの代理人を務める李載満(イ・ジェマン)弁護士は26日午後、ソウル瑞草洞の事務所で記者らと会い、今回の事件に対するソン・イルグク側の立場を明らかにした。
李弁護士はこの日、「28日、A氏を名誉毀損でソウル中央地検に刑事告訴する予定。来週中にソン・イルグクのイメージを傷つけた点、精神的被害を受けた点に対し、民事上の名誉毀損として20億ウォン相当の損害賠償を請求する予定」と伝えた。
また、「ソン・イルグクに暴行を受けたと主張したA氏側は24日、検察に告訴状を提出した。この後、ソン・イルグクから25日に委任状を受け取り、証拠の収集を行った。事件現場にあった防犯カメラ、一緒にいたカメラマンと暴行を受けたと主張する女性記者A氏を目撃した住民の証言などが証拠になる見込み」と語った。
また、A氏が全治6カ月のけがをしたという内容を最初に報道したメディアも提訴する予定だという。
ソン・イルグクは今月17日午後9時、自宅前に車を止めて携帯電話で話をしながら家に入ろうとしたところ、自宅前で待機していた女性記者A氏に名前を呼ばれたが、すぐに一人で家に入ったので身体的な接触すらなかったと李弁護士は主張した。
また、現在までA氏の診断書は見ていないという。