チャン監督の父親は脳卒中で倒れた後、長い間闘病生活を続けてきたが、24日午後5時5分ごろこの世を去った。焼香所は牙山病院(ソウル市松坡区)に設けられる。出棺は26日。
故人は闘病中だったにもかかわらず、昨年5月に公開されたチャン監督の作品『息子』にセリフのない棋士役で出演している。当時、チャン監督は闘病中の父親を作品に出演させた理由について、「フィルムの中に父の姿を残しておきたかった」と話している。
一方、映画『ガン&トークス』『拍手する時に去れ』『息子』などの作品で人気を集めたチャン監督は現在、演劇『下手な人たち』の演出を手掛けている。