『太王四神記』が劇場版3部作に、5月公開へ


 視聴率35.7%で幕を閉じ話題を呼んだMBC系ファンタジー時代劇『太王四神記』が劇場版3部作になることが決まった。

 『太王四神記』の演出で、制作会社「金鍾学(キム・ジョンハク)プロダクション」の代表取締役でもある金鍾学プロデューサーは8日、スターニュースとのインタビューで「『太王四神記』全24話を劇場版3部作に分け、5月から順次映画館で公開することを計画している」と語った。

 金プロデューサーは「このため現在、『太王四神記』を編集すると共に、劇場公開に備えフィルムに移す作業を進めている。放送されたテレビシリーズを(劇場用に)別途に制作するのではなく、劇場用フィルムに移しスクリーンにかけるのは世界初だろう」と説明している。

 金プロデューサーは「テレビシリーズ全24話を劇場用3部作に縮小するというのではなく、劇場上映にふさわしいダイナミックな編集はもちろん、音響やカラーの補正も積極的に行うつもり。早ければ4月、遅くともハリウッド超大作が多数公開される5月には映画館で『太王四神記』をお見せできるだろう」と語った。

 また、金プロデューサーは「劇場公開のため現在、韓国内の大手配給会社3社と協議しているところ」と話している。「日本の映画館ですでに公開中の『太王四神記』とはどう違うか」と質問すると、金プロデューサーは「日本では韓国で放送されたドラマ『太王四神記』全24話を1話ずつそのまま映画館で上映している」と答えた。

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