不運続きの『王と私』、今度は監督降板

 視聴率の低迷、出演者の夫によるプロデューサー暴行事件、ヒロインの失神など不運続きの時代劇『王と私』(SBS系)だが、今度はキム・ジェヒョン監督が健康状態の悪化を理由に降板した。

 SBSは7日、「キム・ジェヒョン監督が最近、膵臓(すいぞう)炎の後遺症のため、体の調子が急に悪くなり、やむを得ず降板することになった。後任にはイ・ジョンス氏が決まった」と発表した。

 『雪の花』などのドラマを手がけてきたイ・ジョンス監督は、SBSのドラマ総括局長を務めた筋金入りのプロデューサーだ。昨年8月、キム・ジェヒョン監督が膵臓炎で入院した際にも監督代行を務めている。

 なお、『王と私』は、視聴率低迷や数々のトラブルにもかかわらず、ストーリーを当初予定されていた50話よりもさらに延長する方向で前向きに検討しているという。

チョン・ギョンヒ記者
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