Rainが2008年北京五輪でテーマソングを歌う。
1988年に韓国人グループ「コリアナ」がソウル五輪のテーマソング『ハンド・イン・ハンド』を歌ったが、韓国人歌手が海外で開催される五輪のテーマソングを歌うのは今回が初めてだ。
Rainは昨年、北京五輪の主催者側からオリンピックソングを歌ってほしいという提案を受けていたことが分かった。
Rainは映画『Speed Racer』のプロモーション活動で多忙を極める中、今回の提案を快く引き受け、現在主催者側と詳細について協議中だ。
一方、北京五輪の主催者側が自国の歌手を差し置いてRainを指名した背景についても関心が集まっている。
Rainはこれまで中国と深い縁を結んできた。2004年に中国で初の海外進出に成功した後、ペプシコーラ、パンテック、プーマなどの中華圏モデルとしても活躍し、中国本土のスターたちに劣らぬ高い人気を集めた。
Rain本人もタイトなスケジュールの中、中国でのコンサート日程は常に最優先で確保するなど、中国のファンを人一倍大切にしてきた。
今年前半に、ウォシャウスキー兄弟が監督を務めたハリウッドデビュー作『Speed Racer』の公開を控えているRainは、今回の五輪でのステージをきっかけに、「ワールドスター」としての地位を一層確立していく見通しだ。
また、新年最初のスケジュールとして「ハリウッドの有名監督が演出を手掛けた新しい映画に出演する計画」と発表、世界進出に向けさらに拍車をかけている。
なおRainは、2011年に開催される大邱・世界陸上選手権の広報大使にも決定しており、世界的なスポーツの祭典と格別の縁を結ぶことになった。