スターの足跡:ソン・ヘギョの無限なる可能性


 ホームドラマ『順風産婦人科』(1998年)で勉強嫌いな女子大生の末娘役を演じブレークしたソン・ヘギョもいつの間にかデビュー11年を迎え、かわいらしいイメージから大人の美しさを醸し出す女優に成長した。

 ソン・ヘギョは『秋の童話』(2000年)、『ホテリアー』(01年)、『オールイン運命の愛』(03年)、『フルハウス』(04年)など、出演したドラマがことごとくヒットし、一躍人気女優となった。


 しかし、お茶の間の人気を背負い、デビュー8年目にして映画界に進出したソン・ヘギョだったが、スクリーンでは苦戦した。

 チャ・テヒョンと共演した映画デビュー作『僕の、世界の中心は、君だ。』では惨たんたる失敗を経験、2作目の大作時代劇『黄真伊』でも期待された興行成績を上げられなかった。

 だが「2007年大韓民国映画大賞」での新人賞受賞が物語っている通り、女優ソン・ヘギョは思い切ったイメージチェンジを試みた『黄真伊』で映画女優としての可能性を認められるようになった。


 ルックス先行型の同年代の女優たちが演技力不足で足踏みしているのに比べ、ソン・ヘギョは容姿はもちろん、演技力でもバッシングの材料が見当たらないほどの実力を持っている。

 今時の物事を知らないが明るい女の子役から、いにしえの女の内面の悲しさまで、ソン・ヘギョは今も無限に成長し続けている。

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