23日に母を亡くしたハン・ジェソクが、24日からドラマ『ロビイスト』(SBS系)の撮影を再開した。
ハン・ジェソクは23日に葬儀を終えた直後から木洞と一山のセットで同ドラマの撮影に臨んだ。
9カ月間行われた撮影の間、撮影現場と病院を往復しながら母の看病をしてきたハン・ジェソクは、撮影スタッフらに迷惑がかかることを懸念し、母の病気については一切口外しなかったという。
病院でも優しく母の看病をするハン・ジェソクの姿は評判だったという。
所属事務所のイェダンエンターテインメントの関係者は「まだ気持ちの整理もついていないはずなのに、朝早くやって来て撮影に臨む姿に感動した。制作陣の配慮により、最後の撮影分は簡単に済ませようとしたが、『視聴者の皆さんとの約束を守り、有終の美を飾りたい』と話していた」と伝えた。
ハン・ジェソクは「母にはたくさん心配をかけた。だからこそ最終回までよい演技を見せたいと思った。天国の母に俳優として成功する姿を必ず見せたい」と語った。
21日から行われた葬儀にはペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、ファン・ジョンミン、ヒョンビン、キム・アジュン、キム・ハヌル、ソン・イルグクなど、俳優仲間たちが弔問に訪れ、故人をしのんだ。
ハン・ジェソクは仲間たちの弔問に感謝の言葉を伝え、撮影を終えた後、25日に三五祭(葬儀の3日後に行う儀式)を行う予定だ。