歌手キム・ジョンジンの妻でタレントのイ・スンシンが夫のストーカーに襲われた事件で、加害者の女・ホン容疑者(35)はかなり以前からキム・ジョンジンに付きまとっていたことが分かった。
ホン容疑者は5-6年前からキム・ジョンジンのデュオ「春夏秋冬」のコンサート会場に現われてはポスターを破ったり、周囲の人々をののしったりしていた要注意人物だった。マネージャーらは「23日のコンサート会場にホン容疑者が来ていたとは気づかなかった。分かっていたら入場させなかったのに。これまでずっと自分がキム・ジョンジンに付きまとっているのではなく、キム・ジョンジンが自分を苦しめている、と主張してきた」と語った。
事件後、ホン容疑者は警察の取り調べに対し、イ・スンシンを襲った理由について「昨年11月に再婚したキム・ジョンジンとイ・スンシンがテレビで仲むつまじそうに語り合っているのを見て腹が立った」と話しているという。
また、ホン容疑者は19日、キム・ジョンジンが司会を務めるラジオ番組のネット掲示板に実名で二人をののしるコメントを書き込んでいた。
事態の深刻さに気付いたキム・ジョンジンやマネージャーは、掲示板の書き込みを元にサイバー捜査隊に通報したが、証拠不足との判断で捜査が先送りされていたという。
ホン容疑者はソウル市内在住の未婚の女で、事故直後「わたしは精神障害者だから勝手なことをしてもいい」と言ったとのことだ。