FTIsland、日本で初の単独ライブ開催


 新人アイドルバンドのFTIslandが22日午後6時から、東京・品川のステラボールで満員となる2000人の観客を集め、日本で初の単独ライブ「FTIsland 1st Live in Tokyo 2007~Cheerful Sensibility~」を行った。

 FTIslandは韓国で6月にデビューするやいなや人気を集め、今年の主要音楽賞で相次いで新人賞を受賞している今年のK-POPシーンには欠かせないグループとなっている。

 日本での舞台は、8月に開催された「J:COM Mnet放送開始記念イベント M countdown in Japan」での初ステージ以来2度目となる。


 ライブではFT ISLANDのアルバムからの曲のほか、ORANGE RANGEの「花」やZARDの「負けないで」などバラエティー豊かな曲を披露。またソロのコーナーではドラムのチェ・ミンファン、ギター&キーボードのチェ・ジョンフンの歌やオ・ミンファンのダンスパフォーマンスなどバンドのときとは異なる魅力も見せてファンを楽しませた。

 ライブとしてはまだぎこちない感も否めなかったが、最初から最後まで、パワー全開で若さと勢いを爆発させた小気味いいライブだった。

 観客層は幅広く、学生チケットが販売されたこともあってか、高校生など若い年齢層のファンも目に付いた。


 韓国国内では2007年下半期を席巻したFT ISLANDだが、日本のK-POP人気の新たな担い手になれるか。今後日本への本格進出が予定されているだけに、興味が持たれる。

 なお、ライブは23日も同所で開催され、ライブ後にはファンクラブPrimadonna Japanのファンミーティングも行われる。また今回のライブの模様はスカパー!のMnetで来年2月9日に放送される。

東京=野崎友子通信員

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