ハン・ジェソクの母死去、財界人ら多数弔問に


 SBS系ドラマ『ロビイスト』に出演中の俳優ハン・ジェソクが、21日に死去した母親の焼香所で弔問客に応対した。

 21日に64歳で死去したハン・ジェソクの母、イ・ジュウォンさんの焼香所はサムスン医療院(ソウル市江南区逸院洞)に設けられた。死の知らせを受けた起亜自動車の役員ら財界各氏は朝早くから同医療院を弔問のため訪れている。ハン・ジェソクの父、ハン・スンジュン氏(69)=起亜自動車元副会長=にお悔やみの言葉を伝えるためだ。

 ハン元副会長は京畿高校を経てソウル大学を卒業後、1966年に起亜自動車に入社した。93年に代表取締役、97年まで副会長を務めた。

 ハン元副会長、兄で整形外科医のチョンウ氏ら家族と共に焼香所で弔問客に応対したハン・ジェソクは、一時も遺体のそばを離れずむせび泣いていた。

 ハン・ジェソクに近い関係者は「数年間がんを患い、1度は完治したかと思われたが、再発し突然亡くなった。ハン・ジェソクはとてもつらそうだ。一時、母親の胸を痛めるようなことをしていたこともあり、一層悲しみが深いようだ」と語った。

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