冬にお勧めのヘルシー料理

◆5キロスマートに…スプラウト

 寒くなると新陳代謝が悪くなり、贅肉がつきやすい。ビタミンの摂取量も増やさなければならない。そんな冬にお勧めなのが、大根、キャベツ、芽キャベツなど、いろいろな野菜の新芽、スプラウト。新芽は普通の野菜よりもビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素が4‐5倍、多くは数十倍も含まれている。ブロッコリーの新芽には、抗がん成分が普通のブロッコリーよりも40倍以上多く含まれている。スプラウトで作ったビビンバ、サンドイッチ、サラダも美味しい。

◆5時間元気に…アオサ

 肝臓にいい食べ物のひとつアオサ。冬のきれいな海でしかとれない海藻で、肝臓の解毒作用を助ける無機質が豊富に含まれている。アオサのスープは消化にもよく、二日酔いのときにもお勧めだ。疲労を回復する牡蠣を入れるとさらに美味。糸のように柔らかなアオサは、熱くてもあまり湯気が出ないため、青さのスープを飲むときには口の中を火傷しないように気をつけること。韓国には「憎い婿にはアオサのスープを飲ませろ」ということわざまであるほど。

◆5歳若く…カレー

 最近物忘れが激しくなったって? 冬にはそのような傾向が強くなるもの。日照量が減り、一時的にホルモンに変化が生じ、健忘症の症状が出ることがある。これを予防する食べ物はカレー。カレーの黄色い色を出す「クルクミン」という成分が脳の中の機能をつかさどる細胞を活性化する。カレーの香辛料には発熱作用があり、代謝を促進する。ジャガイモやニンジンをいためるとき、トッポッキ(韓国の餅をコチュジャンで和えて炒めたもの)を作るとき、カレー粉を使って作ってみては?

キム・ヨンス(フードセラピスト)

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