日本のみならず韓国でも大人気のオダギリジョーが、鬼才キム・ギドク監督の新作映画に出演することが決まった。
オダギリジョーは、キム・ギドク監督の新作『悲夢』に出演することで合意したことが分かった。オダギリジョーは、今年10月に主演映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』のプロモーションのため来韓した際、キム・ギドク監督と新作映画について話し合ったという。
キム・ギドク監督の新作映画『悲夢』は、夢を現実と信じる男と夢遊病に悩まされる女の愛を描いた作品。前作『息』(2007)では、主演に台湾の演技派俳優チャン・チェンを起用。『息』公開後、キム・ギドク監督は「海外の俳優と一緒に仕事がしたい」と語っていた。今回、インディーズ映画への思い入れのあるオダギリジョーを起用したことで、自身の言葉を実現した形となった。
オダギリジョーの相手役には、現在人気ドラマに出演中の韓国人女優が起用される予定だ。短期決戦型で撮影に臨むキム・ギドク監督のスタイルを尊重し、すでにドラマの制作陣とは調整中とのこと。
オダギリジョーは来年1月3日から韓国で『悲夢』の撮影に臨む予定だ。