16日、『マイガール』で日本でもファンが急増中のイ・ドンウクが東京・中野サンプラザで、1500人以上の観客を集め、ジャパンオフィシャルファンクラブのオープンを記念したファンミーティングを開催した。
イ・ドンウクはトークで『マイガール』のクールで知的な御曹司は自分とは違うと言い「もう御曹司の役はしない」とした。
また「血液型で性格がどうこう、というのはどうかと思う。60億人をたった4つの正確に分けられるわけない」と説いた後に「(自身の)B型は一番よくない性格のようだし」と話したり「自分の性格は飽きっぽいのが問題」と告白したり。静かに話しに聞き入るファンに「今日は皆さんおとなしいけど、ここに誰かと間違って来たのでは?」と問うなど、素直な心情をユーモアたっぷりに口にした。
1週間前にクランクアップしたというユジンと共演の映画『その男の本198ページ』については「ラブストーリーなのだが、ラブシーンがないラブストーリーなので、ファンの皆さんに満足してもらえると思う」とファンの気持ちを察したジョーク交えて話した。
透き通るような白い肌からミルキーボーイという愛称で親しまれたイ・ドンウクだが、「僕を皆さん、どのように呼びたいですか? ドンちゃん? それでいいです。僕も30か歳が近い年になってきたし、もうミルキーボーイとは呼ばないで欲しい」とはにかみながら笑顔で訴えた。
ファンへの贈り物として『マイガール』のOSTの歌を2曲披露し、その途中でマイクを客席に向けるシーンも。歌の後「歌手の人がよく観客にマイクを向け、みんなが歌ってくれる、というのにあこがれていて、思い切ってやってみたのに誰も歌ってくれなかったのでショックだった。今度、また同じ歌を歌うので今度は歌ってください」とし、笑いを誘った。
またファン全員と、2時間近くにわたり握手会を行った。疲労の色が見えたが最後まで魅惑の瞳と笑顔で務め、「後ろの方の席の方にも近くであいさつできてうれしかった。これからも皆さんにお会いする機会を持ちたい」としファンを魅了。
『マイガール』のクールで知的な御曹司というキャラとはかけ離れた、明るくユーモラスで天然の入ったイ・ドンウク。これまで日本で韓流を牽引してきたスターたちとは少し異なるタイプは新鮮で、俳優としてはもちろん人気の面でも今後の伸びに期待が持たれる。
東京=野崎友子通信員