韓国観光公社が選ぶ「年末年始オススメの旅行地」(下)

(3)大田…メタセコイアの森と教育旅行

 大田市西区の長泰山自然休養林はメタセコイアの木がうっそうと生い茂る。空に向かって真っ直ぐに伸びたメタセコイアの道を散歩すると心が休まる。家族旅行であれば、大田市内の科学関連博物館を回ってみるのもいいだろう。国立中央科学館には韓国の先端科学技術、基礎科学、科学技術の歴史、自然史などが総合的に展示されている。大田市民天文台にもぜひ立ち寄ってみたい。午後2時から午後10時までオープンしており、日中は太陽の観測を、夜間はすい星や月、星雲、銀河などの天体を観測できる。大田広域市庁観光文化財課(042‐600‐2433)

(4)全羅北道南原…春香の物語で愛を感じる

 年末年始に思い浮かぶ単語は「愛」だ。愛をテーマにした旅行地なら、春香の生まれ故郷、南原がオススメだ。南原を旅行するならまずは広寒樓苑を散歩してみよう。春香の恋物語の背景にもなった広寒樓苑には、春香と李夢龍が出会い、愛し合った広寒樓を中心に、大きな池と烏鵲橋がある。春香テーマパークに行くと、イム・グォンテク監督の『春香伝』のセット、『春香伝』のミニチュア、愛を誓う「愛の塀」などを見ることができる。このほかにも、南原市の国立民俗国楽院では27日に年忘れ公演が行われる。午後7時から、韓国伝統音楽の歌い手2‐3人が舞台に上がるパンソリの公演が1時間30分にわたり行われる(入場無料)。

南原市庁文化観光課(063‐620‐6150)

キム・ヒョンウ記者
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