13日、『ホジュン~宮廷医官への道~』でホジュンの妻を演じた女優ホン・チュンミンが初の公式訪日を果たし、都内のホテルで記者会見を行った。
今回の訪日は、『ホジュン』DVD-BOXが7万部セットを突破したことを記念したイベントに出席のため。
『ホジュン』は『宮廷女官チャングムの誓い』のイ・ビョンフン監督が手がけ、韓国ドラマ史上4位の最高視聴率を記録した1999年の大河ドラマ。当時は新人だったホン・チュンミンは、このドラマの人気を受け、以降着実に女優としてのキャリアを積み上げている。
会見では「『ホジュン』では、まだ新人だった自分に身に余る役をいただいた。うれしかったがプレッシャーもあったが、皆さんに助けていただき、やり通すことができた。ダヒは本当に素敵な理想的な女性。忙しかったが、漢方などを飲んで乗り切った。なにしろホジュンは名医なので」と笑顔で振り返った。
「イ・ビョンフン監督は、とても感情が豊かな方。悲しいシーンで、俳優が涙を流していると、監督も一緒になって泣いている。怒るシーンがあれば監督も激しく怒って…監督は今でもお会いするとわたしをダヒ、と呼ぶ。(夫・ホジュン役の)チョン・ガンリョルさんは、よく気遣ってくださった。なにしろ夫で名医なだけに、具合が悪いときは、こうしたら、これを飲んだら、などとほとんどドラマのせりふと同じようなことを言ってくださった」とエピソードを冗談交じりに語った。
ホン・チュンミンは現在MBC『それでも好き』に出演中。また、新しいミニシリーズへの出演も決まっているという。
一方、ファンイベントは、午後7時20分より東京・銀座の東劇で行われた。ホジュンを支える良き妻を見事に演じきったホン・チュンミンのトークやダヒの名セリフ、名シーンを特別編集した映像の鑑賞などが行われた。
東京=野崎友子通信員