キム・ジョンウンにとっての「最高の瞬間」とは


 女優キム・ジョンウンがあこがれのハンドボール選手になった。

 アテネ五輪で活躍したハンドボール選手の感動的な実話を再現した映画『私たちの生涯最高の瞬間』(イム・スンレ監督、MKピクチャーズ製作)で、ハンドボールの国家代表選手を演じるキム・ジョンウンは、今年4月から3カ月間にわたり、ハンドボール選手になるための猛特訓を行った。

 「新たに撮影するたびに、あらかじめ撮っておいたリハーサルでの動きに目を通した」というキム・ジョンウンは「練習のときはコンディションが良かったが、実際の撮影では骨盤を痛め調子を崩した。これが本当に辛かった」と、当時の心境を語った。

 「ここ3、4カ月間にわたり、最高のシーンを撮影するために努力してきたが、実際にやってみると本当に大変だった。鎮痛剤を打ちながら撮影したが、薬の効果は6時間しかもたず、その後は痛くてたまらなかった」という。

 そのような状態で撮影に臨むキム・ジョンウンをすぐ横で見守ってきたキム・ジヨンは「キム・ジョンウンさんは撮影のたびに鎮痛剤の量を増やしていった。中毒になってしまうのではないかと心配されるくらいに使用していたのを見ると、相当痛かったんだと思う。撮影が終われば、リハビリにでも通わなければならないのではないか、と冗談交じりながら心配した」と、当時の様子を振り返った。

 映画『私たちの生涯最高の瞬間』について「皆が感動する映画だと思う」と話すキム・ジョンウンは、「皆で苦労しながら作り上げたこの映画が大ブレークするとき、自分にとっての最高の瞬間になると思う」と映画に対するひそかな期待をのぞかせた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース