トリノ主演男優賞キム・ガンウ「メダル獲った選手の気分」


 今月1日にイタリアで開催された第25回トリノ国際映画祭で主演男優賞を受賞した映画『京義線』の俳優キム・ガンウが、3日帰国した。

 キム・ガンウは3日午後3時ごろ、ジーンズに革のジャケットをはおり、サングラスと帽子を合わせたスタイリッシュな姿で仁川国際空港に到着した。

 入国手続きを終えてゲートを出ると、受賞を祝う花束やプレゼントを抱えたファンたちに向かって明るい笑顔を見せた。

 キム・ガンウはチョソン・ドットコムのインタビューに対し、「幼いころ、外国でメダルを獲得してくる選手たちを見たが、(自分が選手になったような)同じ気分だ」と受賞と帰国の感想を語った。

 また「一番最初に母に受賞の知らせを伝えたが、電話の向こうで泣いていた。現地は夜だったが韓国は昼間だったので、すでに受賞したことを知っていた。授賞式では実感がなかったが、今は胸がいっぱいで気分がいい」と語った。 

 続いて「韓国では上映された映画館も少なく、出演者や制作陣が意図していたことをうまく伝えられなかった。トリノ国際映画祭では多くの観客に観ていただけ、また他の文化圏の人々が映画を見て一緒に泣いたり笑ったりする姿が印象的だった。監督や他の出演者、スタッフを代表して、これまでの報いを受けたようだ」と喜びの表情で語った。

 一方キム・ガンウは4日から今月27日公開予定の映画『仮面』のプロモーション活動を行う予定だ。

イ・ヒジン記者
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