トップクラスの韓流スターたちが申し合わせたかのようにドラマに相次ぎカムバックを決めている。
韓流スターの代名詞、ペ・ヨンジュンが『太王四神記』(MBC系)でドラマに復帰したのをはじめ、クォン・サンウ、ソ・ジソブ、ソン・スンホン、アン・ジェウク、チソンらも続々とドラマ出演を決めた。イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、リュ・シウォンもまもなく次回作が決定するという。
クォン・サンウは来月3日スタートのドラマ『BAD LOVE』(KBS第2テレビ系)で『悲しき恋歌』(MBC系)以来約3年ぶりのドラマ出演を果たす。イ・ヨウォンとの共演による壮絶なラブストーリーが、すでにファン層をしっかりと確保している時代劇『イサン』(MBC系)と『王と私』(SBS系)に対抗し、「クォン・サンウの底力」を発揮できるか、テレビドラマ界の注目を集めている。
除隊したチソンは『太王四神記』の後続ドラマ『ニュー・ハート』(仮題)でカムバックする。来月5日スタートの医療ドラマで、制作サイドは「第2の『白い巨塔』ブームを期待している」と話す。
元祖韓流スター、アン・ジェウクは人気漫画家ホ・ヨンマンの作品をドラマ化した『愛してる』で主演することが決まった。
来年前半のドラマ界最大の話題はソ・ジソブとソン・スンホン。ソ・ジソブはドラマ『カインとアベル』(SBS系)の主演が決定、まもなく撮影に入る。役作りのため髪を伸ばし今回の作品に賭けている。『ごめん、愛してる』(KBS第2テレビ系)の大ヒットでスターの座をつかんだ後、入隊したソ・ジソブだが、新作で再び人気を証明できるか関心が集まっている。
『秋の童話』『夏の香り』のヒットでペ・ヨンジュンの後を継ぐ韓流スターと言われるソン・スンホンは、来年3月スタートの韓国・トルコ合作ドラマ『ペルソナ』で主演するという説が有力だ。出演が決まれば、ソ・ジソブの良きライバルになるだろう。
ドラマ関係者最大の関心事はドラマ『エデンの東』の男性主人公のキャスティング。『朱蒙』(MBC系)『ロビイスト』(SBS系)の制作会社チョロクペム・メディアが準備中の大作ドラマで、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホン、パク・シニャン、ウォンビンらトップクラスの演技派俳優の名が上がっており、目が離せない。
このほか、これまで日本を中心に活動してきたリュ・シウォンが「来年前半は韓国ドラマに出演したい」と復帰の意向を明らかにしている。また、徴兵を控えているチョ・インソン、コン・ユ、キム・レウォンらも、入隊前にドラマ出演する可能性が高まっており、お茶の間ではかつてないほど豪華なスター俳優たちの競演を楽しめるだろう。