覚せい剤使用の疑いで起訴された歌手チョン・イングォン容疑者に対し、16日の結審公判で懲役2年と54万4000ウォン(約6万5000円)の罰金が求刑された。
検察は春川地裁で行われた公判で、「チョン容疑者は過去にも同種の前科があるにもかかわらず、長期間にわたり覚せい剤を使用するなど、犯罪の深刻性を認識できていない」と求刑の理由について述べた。
この日の公判には歌手ユン・ドヒョンやキム・ジャンフン、チョン・イングォン容疑者率いるロックグループのメンバー、チョン・ヒョンチョルらが証人として出席し、チョン・イングォンが歌謡界の発展のため貢献してきた点を挙げ、善処を訴えた。
チョン・イングォン容疑者は昨年3月から覚せい剤を数回にわたり使用し、今年2月末と3月初めにはマネージャーのパク某氏から受け取った大麻も使用した疑いが持たれている。
チョン・イングォン容疑者に対する宣告公判は31日午前10時、春川地裁1号法廷で行われる予定だ。