【STAR★ミニドキュメンタリー】(6)クォン・サンウ

ドラマ『天国の階段』でスターに


 「モムチャン」(肉体派)、「オルチャン」(イケメン)と呼ばれ、多くの女性のハートをつかんでいる俳優クォン・サンウ(31)。

 2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』(MBC系)でデビュー、03年『天国の階段』(SBS系)でスターの仲間入りをした。『天国の階段』で初恋の女性を忘れられない財閥の御曹司を演じたことから「涙の王子」と呼ばれ、強そうに見えるが実は弱い一面も持つというキャラクターが視聴者を魅了した。

 『天国の階段』は韓国での放送から1年後に日本でもブレイク、クォン・サンウを韓流スターに押し上げた。当時、日本のメディアは彼を「肉体美だけでなく、ツヤツヤした肌とウルウルの唇、笑顔が魅力的」と紹介した。

 映画進出も同様に遅めで01年、25歳のときに『火山高』でデビューした。主演ではないが重要な役であるソン・ハクリムを演じ、年齢的なハンデを乗り越え映画界でもスターになった。

 個性派俳優らしく、映画『同い年の家庭教師』(03)では超問題児の高校生、『マルチュク青春通り』(04)ではブルース・リーを夢見る熱血高校生、『恋する神父』(04)ではまじめで純粋だがハチャメチャな神学生を演じた。そして『美しき野獣』(06)では日に焼けた肌にヒゲをたくわえたワイルドな刑事役をこなし、賞賛された。

 俳優生活7年間でさまざまな役を見事に演じてきたクォン・サンウ。その実力はヒットメーカーとして韓国国内にとどまらず、トップクラスの韓流スターとして認められている。

イ・ヘワン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース