リュ・シウォン、『パートナー』で映画デビューへ


 「韓流スター」リュ・シウォンがデビュー13年にして初めて映画に出演することになった。

 リュ・シウォンはデビュー以来、ドラマや番組司会などで大活躍し、日本では歌手としても人気を集めているが、映画出演は今回が初めてだ。

 リュ・シウォンは、『約束』『ワイルドカード』の助監督を務めたシン・グンホの監督デビュー作『パートナー』(仮題)でスクリーンにデビューする。『パートナー』は地下鉄捜査隊で活躍する二人の刑事の物語。スリ検挙に悪戦苦闘している地下鉄捜査隊が、苦肉の策として伝説的なスリを刑事として送り込むというストーリーだ。

 これまでもさまざまな映画から出演オファーがあったリュ・シウォン。日本での活動スケジュールもあり、なかなか実現はしなかったが、今回の『パートナー』でついにスクリーンデビューを果たす。映画出演のため、来年は日本での活動よりも韓国内での活動に重点を置く予定だ。

 リュ・シウォンの日本での人気にあやかり、『パートナー』に投資の意向を抱く日本側の動きも目立つ。すでに、数社から投資の意向や版権契約に関するオファーがあり、契約も近いといわれている。

 こうした動きは、クォン・サンウとソン・スンホンの主演映画『宿命』が日本で高額の版権契約を結んだのと同様、冷えつつあると言われる韓流ブームを再燃させるものと思われる。

 リュ・シウォンは8日、東京ドームで行われる「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」の韓国対日本戦で始球式を務める。

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