キム・ミンジュンが俳優として感じる劣等感について率直に告白した。
キム・ミンジュンは31日午後、ソウル汝矣島の63ビルで行われたKBS第2テレビのドラマ『インスンは美しい』(脚本チョン・ユジョン、演出ピョ・ミンス)の制作発表会に出席、「誰にでも劣等感はあり、私もまた劣等感を感じている一人」と語った。
キム・ミンジュンは「私がうらやましかったり憧れたりするのは、劣等感を克服した人たちだ。私もそういう人になりたい。格好良くなって大金を稼ぎたいとは思わないが、そういった面を持つ人になりたいという気持ちはある」と語った。
また彼は、「出演作が増えれば増えるほど、また仕事をすればするほど大変だと思う。ここがぬかるみだと感じるときもあるし、日の当たる場所だと感じるときもある。しかし、そういったことは俳優キム・ミンジュンにとってプラスにはならない気がする。自分だけの世界を知り、また自分との闘いに打ち勝つことで劣等感を克服したい」と語った。
彼は「ホ・ジュノ先輩が、30代も半ばに仕事が一気に増え、口の周りについたご飯粒にも気づかないほど忙しいと話していたが、まさにその通りだと思う。解釈もまちまちで、面白い時期だ。思春期が過ぎた後も、心理的な変化をかなり感じている」と語った。
人気ドラマ『チュオクの剣』出演後、今作がちょうど10作目となるキム・ミンジュンは「気分は3作目だったのに、マネージャーの10作目だという話を聞いて驚いた。それにしてはなかなか演技が上達しないし、今でもなぜこんなに震えるのか分からない」と語り、謙遜する姿も見せた。
『インスンは美しい』は、高校時代に偶然殺人を犯し前科者になってしまった女性インスンが、本当の幸せについて悩みながら生きる姿を描いた作品。初放送は来月7日。