クァク・ギョンテク監督の新作『愛』が、27日に閉幕した第27回ハワイ国際映画祭で、監督賞受賞に続き、映画祭に参加した観客らの投票によって選ばれる「観客賞」を受賞した。
ハワイ国際映画祭は映画の観覧客が1点から5点までを採点して選ぶ賞で、映画祭が開催された18日から27日までに上映されたすべての映画を対象に受賞作が選ばれる。
映画『愛』の主役を演じたチュ・ジンモは閉幕式で「観客らが与える賞ということでどの賞を受賞するよりもうれしい。映画『愛』が持つ真実味が韓国のみならず、世界の観客に伝わったようで感激している」と感想を述べた。
なお、昨年の第26回ハワイ国際映画祭ではポン・ジュノ監督の『グエムル 漢江の怪物』が観客賞を受賞している。