『幸福』香港・タイへ輸出、日本でも交渉中


 季節感豊かで叙情的な恋愛映画としてヒットしているホ・ジノ監督の新作映画『幸福』の配給権が香港とタイに販売された。韓国映画の輸出がこのところ全般的に勢いを失いかけている中で、『幸福』の輸出は朗報だ。

 『幸福』を制作した「映画社家」関係者は30日、「香港の映画会社ゴールデンシーンが『幸福』の配給権を獲得した」と語った。ゴ-ルデンシーンは『奇跡の夏』(2005)、『マラソン』(05)の配給権を獲得する一方、ホ・ジノ監督のほぼすべての映画の配給権も獲得している。また、『幸福』は香港だけでなくタイにも版権が売られたとのことだ。

 さらに、『8月のクリスマス』『四月の雪』など、ホ・ジノ監督のファンが多い日本でも映画関連企業が関心を示している。

 「映画社家」関係者は「日本の映画関係企業については現在、金額を調整しているところ。近く結論が出るだろう」と話している。

 現在、『幸福』は韓国で観客130万人を動員しヒットしている。

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