歌手ミナ、父の死に涙


 歌手ミナは父の訃報(ふほう)を聞き、涙した。

 ミナは米国公演中だったため、父の死を知らされていなかったが、のちにこれを伝え聞き、その場に座り込んでしまった。父のシム・ムナムさんは20日午前0時5分、持病の肝臓病が悪化、肝硬変により死去した。このとき、ミナは米ニューヨークで公演を行っていた。家族と所属事務所はミナがショックを受け公演に支障を来すかもしれないと配慮し、父の死をすぐに伝えなかった。

 ミナは21日午前4時に帰国、自分の携帯電話の電源を入れたときに父の死を知り、こらえきれずに涙を流したとのことだ。

 父親の病状が思わしくなかったため、ある程度心の準備はできていたというが、それでもミナは突然の悲報にその場に座り込んでしまったそうだ。

 ミナは仁川国際空港から直接、焼香所が設けられたアサン病院(ソウル市松坡区風納洞)斎場に向かい、現在家族とともに弔問客に応対している。

 普段から仕事の後はすぐに父の元を訪れ、看病してきたミナだけに、今回の米国公演も父の病状を考えキャンセルを考えていたところ、病状が一時的に好転したことから米国へ向かったという。

 故シム・ムナムさんの出棺は22日午前に行われ、火葬後、京畿道楊平の納骨堂に安置される。

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