「では、私たちが1位に?」
視聴率が上昇の勢いに乗っているドラマ『イサン』。『イサン』の制作スタッフは、『太王四神記』と『ロビイスト』の激しい視聴率競争の間で、『イサン』が漁夫の利を得て視聴率1位を獲得することも可能だという期待を持ち、撮影に拍車をかけているというエピソードもある。
『イサン』は今週に入ってから視聴率が上昇している。20%を超え、ライバル作の『王と私』に事実上追いついたのではないかと、お祝いムードとなっている。
一方、水・木ドラマのライバル争いでは30%を突破することができた『太王四神記』が25%台で停滞しており、『ロビイスト』は『太王四神記』の壁によって視聴率12%と、静かなスタートを切った。
『イサン』制作陣のバラ色の夢が夢のままで終わるのか、夢が叶うのか。放送関係者の注目が集まっている。
しかし、『イサン』にも悩みがある。
過酷を極める撮影スケジュールだ。
1日で韓国国内を一周するほど慌しく地方を回ってロケ撮影を行い、年配の中堅の役者はもちろん子役や脇役までもが苦痛で話ができないほどだという。