■『初雪の恋 ヴァージン・スノー』
11月1日には韓国と日本を代表するスターが純愛映画で登場する。
全編韓国語の日本映画『ホテルビーナス』出演で話題を呼んだイ・ジュンギが、今度は韓日合作映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』に出演、これに対し『HERO』の木村拓哉は正義感に燃える検事を熱演し、観客動員で真っ正面から勝負する。
『初雪の恋 ヴァージン・スノー』で日本の人気女優・宮崎あおいと共演したイ・ジュンギは、初雪が降るときの胸のときめきのような淡い初恋を演じた。特に、この作品は韓国と日本の文化や言葉の壁を徐々に取り払い、気持ちが一つになる若い2人の悲しい恋を描いている。
■『HERO』
同名の人気ドラマを映画化した『HERO』は、型破りだが正義感あふれる若い検事の物語。木村拓哉が主人公の検事を演じ、権力の裏に隠された陰謀を暴く。若い検事ならではの情熱がストーリーの中心になっている。
このように、日本のそうそうたる若いスターたちが多数、韓国の観客の前に登場する。
日本のドラマや映画は、これまで韓国で熱狂的なファン層を持ち、一部の若者の間では流通・消費されてきた。だが映画の興行面で言えば、韓国でヒットと言えるような作品はまだない。
こうした状況で、若いトップスターたちを前面に押し出したこれらの日本映画が、どれだけ韓国の映画客にアピールできるのか、注目を集めている。