俳優クォン・サンウに対し、裁判所から収監命令が出された。裁判所から証人として証人出廷を求められたにもかかわらず、数回にわたって拒絶したためだ。
ソウル中央地裁刑事控訴9部(イ・サンジュ裁判長)は16日、クォン・サンウを脅迫したとして、1審で懲役8カ月の判決を受けた元マネージャー、ペク某被告の控訴審公判で、証人出廷に応じないクォン・サンウを収監し、強制的に証人出廷させることを決めた。
クォン・サンウはこの日を含め、これまでペク被告の控訴審公判で数回にわたって証人出廷を求められたが、映画の撮影などを理由に出廷に応じてこなかった。今後、ペク被告の控訴審公判は12月13日に予定されているが、この日にはクォン・サンウも出廷が避けられなくなった。
クォン・サンウの元マネージャーのペク被告は2005年11月、クォン・サンウに対し専属契約を交わすよう求めたが、その際に「契約を交わさなかったらスキャンダルを暴露する」と脅迫したとして、今年5月に懲役8カ月の実刑判決を受けた。判決を受けペク被告は勾留されていたが、先月中旬に保釈された。
クォン・サンウはペク被告の1審公判では証人として出廷した。