15日午後、WOWOWで26日より放送開始する『エア・シティ』第1話の試写会が東京・恵比寿ガーデンホールで行われ、主演のチェ・ジウが舞台あいさつを行った。
『エア・シティ』試写上映後、ファンの大歓声に包まれてチェ・ジウが舞台に上がった。
チェ・ジウは、大勢のファンの声に笑顔を見せ、「本当に皆さんに会いたかったです」と右に左に何度も手を振った。
チェ・ジウの公式訪日は約1年半ぶり。前日の夜、羽田空港に到着したが「久しぶりの日本だが、昨日は雨が降っている中、皆さんが大勢で迎えてくださってうれしかった。そして今日もこんなに大勢の方が来てくれて本当にうれしい」と最大級の笑顔でファンの声援に答えた。
質疑応答ではファンに語りかけるように「ドラマが終わって3カ月ほどたって、寂しく思っていたが、日本で見てもらえてうれしい。撮影当初はぎこちなさもあって、NGも出たりしたが、次第に慣れ、楽しくできた作品」と話し、「楽しい現場だった。6カ月ぐらいスタッフ、キャストらと一緒で、現場もほとんど空港で、皆と親しくなれた。現場では役や演技の話はもちろんプライベートな異性の話などいろいろしていた」と撮影時を振り返った。
「ドギュンは自分にないものを持っているので魅力を感じ、愛らしさも感じる。仕事熱心で、人となじむより仕事を優先するタイプ」と言った後あわてて「あ、わたしも仕事は一生懸命やりますよ。でも人とも親しくします」と大笑いし、「仕事に一生懸命、恋愛も一生懸命、休むときもしっかり、がいいと思う」との考えを述べた。
現場のムードメーカーだったのでは、との問いに「自分がいつも気楽な気持ちで演じることが大切だと思っているので、現場をいい雰囲気にしたいと心がけている。今回は日本のファンの方々がおやつやお弁当をいろいろ差し入れしてくれて、それを皆さんに配ったりしていたので、現場で人気があったのかもしれない」と答え、ファンへの感謝の意を示した。
今後の予定については「今、作品を選んでいるところ。来月には日本のファンサイトがオープンする。パリでそのための撮影もした」と明かした。
最後には「とにかくスケールが大きなドラマ。普段入れないところでの撮影も多く、そういう点も楽しんでもらえると思う。最後まで楽しんで見てください」とPRも忘れなかった。
『エア・シティ』は26日よりWOWOWで毎週金曜午後8時放映される。
東京=野崎友子通信員