15日、チェ・ジウが最新主演ドラマ『エア・シティ』の日本放映開始にあたり、東京・恵比寿ガーデンルームで記者会見を行った。
「久しぶりに新しい作品で皆さんにお会いできてうれしい。楽しくできたドラマ。空港という題材も新しく、皆さんに楽しんでもらえると思う」とPRした。
会見では『天国の階段』以来4年ぶりの韓国ドラマとなる本作を選んだ理由として「そんなに間があったとは思わなかったのだが、作品選びに思ったより時間がかかった。ラブストーリーのイメージが先行していて、男性に頼るイメージが強かったので、自立した堂々とした女性を演じたかった」と語った。
「久しぶりのドラマの現場で緊張して、ミスったこともあるが、ドラマは緊張感を持たせてくれるので楽しんでできた」とし、自身と役柄との違いを問われると「ドギュンは私が持っていないものを持っている女性。わたしはエリートでもないし、五カ国語ができるわけでもないし」と答え笑いを誘った。
仁川国際空港での撮影で苦労した点は、との質問に「苦労したというより新しい経験ができたという思い。普段入れないところに入ったり、貴重な経験ができた。強いて言えば3分に1機の飛行機が離発着しているので、その音が入らないようにしたり、一般の方々がいる場所なので、それらの方々を誘導・整理したりするのに時間がかかるといったことはあった」と答え「でもファンの方がたくさんいつも大勢見守り応援してくれたのがうれしかった」と大きな笑顔を見せた。
共演のイ・ジョンジェについては「共演は始めてだったが、以前から知ってはいたので、すぐ親しくなることができた。演技のほかいろいろな面で力になってくれた」と明かした。
ドギュンをめぐるジソン、ハジュンのキャラクターになぞらえて、強くてクールでタフな男性と優しくて包容力のある男性、どちらが好み?との問いに「若いころは、強い感じの男性に引かれたが、最近は優しくて包容力があって、友達のように思える男性に引かれる」とした。
自身が思うかっこいい女性について「普段から素敵な女性になりたいと思っているが、どういう女性がかっこいいかは難しい。前向きな考え方を持っている女性だと思う。ドギュンは仕事に、そして最後には愛にも一生懸命、という女性で魅力的だと思う」と語った。
『エア・シティ』(全16話)はWOWOWで26日から毎週金曜午後8時より話ずつ放映される。
東京=野崎友子通信員