キム・ソヨン、ドラマ『食客』で2年ぶり女優復帰へ


 キム・ソヨンがドラマ『食客』にキャスティングされ、『秋の夕立』(MBC)以来、2年ぶりに女優として復帰する。

 同ドラマは、単行本として100万部を超えるベストセラーとなった、ホ・ヨンマンの同名漫画が原作。キム・ソヨンは歴史と伝統を持つ韓国料理店「雲厳亭」の主要メンバーであり、この店を率いるオ・スクスの右腕として活躍するジュヒを演じる。

 劇中のジュヒは、オ・スクスの思いを誰よりも理解する思慮深い人物で、ボンジュ(クォン・オジュン扮す)が長年恋焦がれる相手だが、人間味あふれるソンチャン(キム・レウォン扮す)の実力に気付き、次第に恋に落ちるようになる。

 キム・ソヨンは、「ジュヒは原作では描かれていない人物であるだけに、表現できる幅も広くて非常に魅力的。揺るぎない判断力と理性を兼ね備えながらも、男性主人公のソンチャンとボンジュ2人から関心と愛情を受ける、温かい感性を持った女性」と説明した。

 韓国料理の真の味を求めて奮闘する人々を描いた24部作のドラマ『食客』は、120億ウォン(約15億3300万円)の制作費が投じられ、プリプロダクションを経て事前制作される。来年上半期に放映予定。

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