Rainが買収したセインテック、株価急騰


 Rainが買収した携帯電話部品メーカー、セイテックが11日まで6営業日連続でストップ高を演じていたが、取引が急増したことによって売り残が減り、勢いが落ちるものと見られる。

 セイテックは12日の株式市場開場と同時に、価格制限幅の3050ウォン(約390円)=14.81%=高の2万3650ウォン(約3023円)で取引された。午前10時2分現在、取引量はおよそ40万株で、ストップ高の売り残は30万株に減少した。取引再開後6日間の総取引量は7万1887株に過ぎなかったが、7日目に入り取り引きが急増している。

 減資および株式併合を経て、4日に取り引きが再開されたセイテック株の評価額は4500ウォン(約575円)だったが、すぐ2倍に跳ね上がり、以後株価は7営業日連続でストップ高を記録し、426%急騰した。

 第三者配分の有償増資に参加し、88万1446株(11.55%)の配当を受けたRainの持ち株評価額は208億ウォン(約26億5820万円)で、評価差益も170億ウォン(21億7257万円)台に達する。

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