特別企画ドラマ『死六臣』(KBS第2テレビ系)が二つの大作ドラマに挟まれ、瀕死(ひんし)の状態から脱せずにいる。
視聴率調査会社TNSメディア・コリアが集計したところ、『死六臣』は10日の放映で1.9%という自己最低視聴率に終わった。9月20日の2.6%という最低視聴率記録を更新してしまったことになる。
数年間の準備を経て華々しく登場した大型ファンタジー時代劇『太王四神記』(MBC系)に続き、この日は韓国で初めて武器ロビイストを描いた大作ドラマ『ロビイスト』(SBS系)が同じ時間帯にスタートしたことから、『死六臣』の視聴率は低迷している。
同日、2話連続で放映された『ロビイスト』はそれぞれ12.6%と12.0%をマーク、第1話と放送時間が重なった『太王四神記』は25.9%だった。
北朝鮮で製作された『死六臣』は2002年8月15日の民族統一大会開幕式で北朝鮮旗手団の一員として訪韓した舞踊家チョ・ミョンエが出演しており話題になったが、韓国の視聴者の心をとらえるには不十分だったようだ。