「カンヌの女王」チョン・ドヨンが、『'密陽』で2007アジア太平洋映画賞最優秀主演女優賞にノミネートされた。
『密陽』は最優秀作品賞と脚本賞にもノミネートされ、3部門で受賞を狙うことになった。
映画専門誌「Variety」や「SCREEN」などによると、イ・チャンドン監督の『密陽』は11月13日にオーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストで開かれる映画賞の授賞式で、レバノン映画『カラメル』など4作品とともに最優秀賞候補に選ばれたという。また、イ・チャンドン監督は『蜜陽』で監督賞候補にもなっている。
チョン・ドヨンは、イラン映画『Mainline』のバラン・コサリ、オーストラリア映画『The Home Song Stories』のジョアン・チェンなどとともに主演女優賞にノミネートされた。
チョン・ドヨンは2日、仁川で開かれたアジア映画人共同協力機構(APN)が授与するアジア映画関係者賞を受賞している。