10月3日の開天節(建国記念日)に放送開始が予定されていた大型ドラマ『ロビイスト』(SBS)のオンエアが1週間延期になった。
SBSは28日午前、幹部レベルの会議で、10月2日から4日まで平壌で開かれる「2007南北首脳会談」の報道特集のため、『ロビイスト』の放送開始を10月10日に延期することを決めた。
SBSの関係者は、「重要な国家的行事の成功を祈るとともに、国民に重要なニュースをいち早く伝えることが、視聴率よりもっと大切だと判断し、このような決定を下した」と語った。
『ロビイスト』は、チャン・ジニョン、ソン・イルグク、ハン・ジェソクなどが出演する大型ドラマ。米国やキルギスタンなどで海外ロケを行った、制作費120億ウォン(約15億640万円)規模の作品だ。その上、話題作『太王四神記』(MBC)と同じ放送時間帯で正面対決をする対抗馬として選ばれた期待作だ。二つの大作ドラマの激突を待っていたファンたちは、あと1週間待たなければならない。
一方、『太王四神記』は南北首脳会談の報道により、当初の編成よりも10分ほど遅くスタートする予定だ。