大型ファンタジー時代劇『太王四神記』(MBC)が第4話にして視聴率30%を超え、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」を見せている。
制作費400億ウォン(約50億円)以上という『太王四神記』は第1話から第3話が先週放映されたが、テレビドラマとしてはめったに見られないCGによる一大スペクタクル映像で視聴者を圧倒した。
そして第4話ではついに『太王四神記』の主人公、広開土大王(談徳)役のペ・ヨンジュンが話題の中心に浮かび上がった。
『太王四神記』は第4話で子役から青年期を演じる俳優にバトンタッチした。ペ・ヨンジュンをはじめイ・ジア(スジニ役)、ムン・ソリ(ソギハ役)といった俳優が本格的に登場したのだ。
彼らは広開土大王(談徳)の出生にまつわる因縁を説明するため、第1話の「神話時代」にも登場していたが、『太王四神記』の主なストーリーが展開される高句麗時代に姿を現したのはこの第4話が初めてだ。本格的な登場は事実上、これが初めてといえよう。
この日の放送終了後、視聴者たちはペ・ヨンジュンの姿や演技に特に多くの関心を示した。視聴者たちは『太王四神記』公式サイトの視聴者掲示板に、 ペ・ヨンジュンの姿について「30代半ばなのにとても美しい」「“青年・談徳”のほほ笑みはまるで“キラー・スマイル”」という書き込みの一方で、「声や視線は本当に“スイート”の極致。でも時々見せるあのほほ笑みは不自然に感じる」という書き込みもあり、さまざまな意見が飛び交った。
演技についても同様だ。「ペ・ヨンジュンの演技がよかった。彼の存在感が際立っていた」という評価がある一方で、「演技がぎこちなく退屈だった」という意見もあるなど、賛否がぶつかり合っている。
第1話の神話時代で「天の子」桓雄として登場、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の白髪の魔法使い「ガンダルフ」を連想させるイメージで「“ヨン”ダルフ」と呼ばれたが、その後第4話で「青年・談徳」になったペ・ヨンジュン。今後のストーリー展開でどのような姿を見せてくれるのか、話題は尽きない。