チェ・ミンスの怪演光る=「太王四神記」


 大型ファンタジー時代劇『太王四神記』(MBC)が連日話題を呼んでいるが、ペ・ヨンジュンだけでなく、火天会の大長老役を演じるチェ・ミンスの変身ぶりにも注目が集まっている。

 11日のラストシーンに登場した怪しげな白髪の老人は、12日の放送でチェ・ミンスであることが分かった。

 大長老は、「珠申(ジュシン=古代朝鮮の呼び名の1つ)の末裔(まつえい)」たちが天の力を持てないようにするため広開土大王・談徳(ペ・ヨンジュン)と終始確執を繰り広げる人物だ。

 全身しわに覆われ、声も枯れ薄気味悪い「悪役」を象徴的に見せるため、チェ・ミンスは5時間にわたり特殊メークを施されたという。

 チェ・ミンスのこうした変身ぶりに「チェ・ミンスの役が最も目を引いた」「チェ・ミンスだと分からなかった。特殊メークもすごいし、演技面でも役柄を演じきっていると思う」と評価する声が出た一方で、「発音が変で何を話しているのか分からなかった」「外国語だと思った」という否定的な書き込みもあった。

 チェ・ミンスは当初、このシーンを中国語で演じたが、諸問題を考慮し韓国語でアフレコし直したという。このため、ドラマで演じているときの口の動きと実際のセリフが合わないということもあり、視聴者に指摘されたのだ。

 『太王四神記』は12日の放送で視聴率26.9%(TNSメディア・コリア集計)をマークした。

キム・ソラ記者
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