キム・ジョンハク監督、ヨン様の恋人役イ・ジアを絶賛


 430億ウォン(約52億4000万円)という歴代最高の制作費が投入されたMBC『太王四神記』の第1話が11日に放送が開始され、「韓流スター」ペ・ヨンジュンの相手役として登場した新人女優イ・ジア(26)が注目されている。

 イ・ジアは、広開土大王・談徳に扮するペ・ヨンジュンの相手役、スジニを演じる。

 スジニは女神のイメージと女戦士のイメージを持ち合わせたキャラクターで、談徳の切ない恋の相手であると同時に、彼の野望をサポートする役割を果たす。

 スジニ役は当初、キム・テヒやハ・ジウォンなど、トップスターを中心にキャスティング作業が始められたが、キム・ジョンハク監督は、現在の知名度よりもキャラクターに合っていることが大切であると考え、新人・ベテランを問わず何度もオーディションを繰り返し、演技経験が全くなかったイ・ジアを抜擢したという。

 放送を前に、キム監督はイ・ジアについて「シム・ウナの美貌とコ・ヒョンジョンの堂々とした感じを持ち合わせた女優。ストレートでさっぱりしており、気さくなイ・ジアの素顔は、劇中の“女戦士”スジニのキャラクターと非常に似ている」と語った。

 キム監督はまた、「美術を専攻している学生らしく、持って生まれたさまざまな色があり、いくつかの言葉だけでは表現できない豊かな魅力を持った女優だ。台本とキャラクターをきちんと理解することができる聡明さも、大抜擢の理由だ」と話した。

 『太王四神記』は13日まで第1話‐3話が連続放送され、19日からは毎週水曜日と木曜日にオンエアされる。

カン・ヨンス記者
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