チャン・グンソクの「日章旗(日の丸)オートバイ」に続き、今度は人気グループBIG BANGのメンバー、TOP(本名チェ・スンヒョン)が、日本帝国主義のシンボル「旭日昇天旗」を連想させる模様が入ったジャンパーを着てテレビ番組に出演し、「親日ファッション」をめぐる論争が巻き起こっている。
10日午前、メディア・ダウムのスターゾーンに「カウィボ」という名前のネットユーザーが、TOPが両胸に旭日昇天旗を連想させる模様入りのジャンパーを着て番組に出演した場面をキャプチャー(表示された画像をそのままコンピューター上に保存すること)して掲載した。
このネットユーザーは「ただの日章旗ではなく、旭日昇天旗を両胸に…。こんな服装でテレビに出るのは控えるべきではないか」と指摘した。
この場面は、MBCのテレビ番組『1万ウォンの幸福』でLEXYとチョン・ソンホが対決した5月放送分と思われる。旭日昇天旗は、太陽と陽光を形象化した旗で、第2次世界大戦当時、日本海軍が使用していた軍国主義の象徴だ。
この写真はポータルサイトや各種芸能コミュニティー、カフェなどで急速に広まり、ネットユーザーの間で激しい論争が展開されている。
ネットユーザーらの間では、「旭日昇天旗は日本が戦争被害国に大きな傷を与えるシンボルなのに、あまりにひどいのではないか」「ヨーロッパでナチスのシンボルを身に付けたらどうなるのか想像できないのか。すぐに謝罪せよ」という非難の声が溢れている。
しかし一部では、「ファッションはファッションに過ぎない」「随分前の出来事を今になって持ち出す意図が疑わしい」という反応も見られる。
一方6月には、チャン・グンソクがその2カ月前の4月、自身のミニホームページ上に日章旗のステッカーが張られた青いオートバイに乗っている写真を掲載し、物議を醸した。
当時ネットユーザーらの非難が激しくなるや、チャン・グンソクの所属事務所は、メディアとのインタビューで「オートバイは写真集撮影用の小物だった。3月ごろに撮影を行った際、スタッフの誰かが撮った写真を掲載したものだ。不本意ながらご心配をおかけし、ファンの皆さまに申し訳ない」と謝罪した。