【STAR★ミニドキュメンタリー】(5)チャン・ドンゴン

演技派最高のイケメン


 韓国で最高の「彫像のような美男子」と呼ばれる俳優チャン・ドンゴン(35)。

 1992年にMBCの公募タレント第21期生としてデビューしたチャン・ドンゴンは、翌年青春ドラマ『われらの天国』(93年)で一般に知られるようになり、『ファイナル・ジャンプ』(94年)、『アイシング』(96年)、『ドクターズ』(97年)=以上MBC=と相次ぎテレビドラマに出演、看板スターとして活躍してきた。

 また、95年には初のCD『飛翔』をリリース、歌手活動も開始した。

 デビュー初期には容姿に対し演技が見劣りするとも言われたが、映画出演をきっかけに、日を追うごとに演技力を伸ばしていった。

 『敗者復活戦』(97年)や『恋風恋歌』(99年)などを経た後、チャン・ドンゴンの真価が発揮されたのが2001年の『友へ チング』。そして『コースト・ガード』(01年)、『ブラザーフッド』(04年)で韓国トップスターの座をつかんだ。

 『タイフーン』(05年)では満足な興行成績が得られなかったが、巨匠チェン・カイコー(陳凱歌)監督の『PROMISE』で香港のスター、セシリア・チャンと共演、世界の舞台へ進出した。

 チャン・ドンゴンはスクリーンでの大活躍が認められ、青龍映画賞新人賞をはじめ助演男優賞や主演男優賞などを受賞、三冠王に輝いた。

 今年10月には世界的な女優チャン・ツィイーと映画『砂漠の戦士』(原題:Laundry Warrior)で共演する予定だけに、アジア諸国で活躍した韓流スターから真の世界的なスターへと飛躍を遂げることが期待されている。

ソ・ジュヨン記者
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