シン・ヘソン、初の日本単独コンサートに5000人


 SHINHWAのシン・ヘソンが日本女性の心を鷲づかみにした。

 シン・ヘソンは25日午後6時、東京国際フォーラムホールAで行われた初の日本単独コンサートで、約5000席を満席にするという底力を発揮した。

  この日、客席は10代から70代まで、幅広い年代の女性ファンで一杯になり、終始「ヘソン、サラン」という応援の声が飛び交った。

 最近2ndソロアルバムを発表したシン・ヘソンはこの日、「Island」をはじめ、「初恋」「すべてが君」などの新曲を中心に歌った。

 特に日本人ファンの心を揺さぶったのは、新曲「僕たちが出会った日」を歌い、観客の1人にプロポーズ(?)をするシーン。シン・ヘソンが客席に下り、観客の1人を舞台の上に連れて行くと、観客は一斉に羨望の嘆声をあげた。

 また、これまでバラード歌手というイメージが強かったシン・ヘソンが、この日のコンサートでは「ハニー」「愛しい」「シーズン・イン・ザ・サン」など、テンポの速い曲を歌い、ダンスを披露するなど、新たな魅力を発揮した。客席のファンたちは最初から最後まで総立ちでシン・ヘソンを応援した。


 2時間を超えるコンサートであったにもかかわらず、アンコールの曲が終わった後も、20分以上にわたり5000人の観客が席を立たず「シン・ヘソン」を連呼するという予想外の展開となった。

 シン・ヘソンはこれについて、「ファンの皆さんが初の単独コンサートということで喜んでくれたようだ。観客の皆さんのことを思うと、もう1曲アンコールに応えたかったが、日本の公演関係者に止められ、それ以上歌うことができなかった。今回のコンサートで自信がついたので、これからはもっとたくさんのコンサートを開催したいと思っている」と話した。

 今回の東京公演には日本で活動中の歌手ソンミンもゲストとして登場した。シン・ヘソンは27日は大阪、29日には名古屋でコンサートを行った後、韓国に帰国する。

東京=イ・ジョンヒョク記者
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