ドラマ制作会社、チェ・ミンスに巨額の出演料返還訴訟

 ドラマ制作会社がチェ・ミンスに対し、巨額の訴訟を起こした。

 ドラマ制作会社のヒュウエンターテインメントは21日、チェ・ミンスを相手取り、大河ドラマ『漢江』の出演契約時に支払った出演料1億9000万ウォン(約2345万円)を返還するよう求める不当利得金返還請求訴訟をソウル中央地裁に提起した。

 同ドラマは、2003年にヒュウエンターテインメント側がKBSから外注を受ける形で制作を準備していた作品で、チェ・ミンスやユ・オソンが主演する予定だった。

 しかし、ヒュウエンターテインメント側は、「チェ・ミンスさんはお金を受け取ったにもかかわらず、事前協議なしに他のドラマに出演した。これによって制作が事実上中止になったにもかかわらず、出演料を返還しなかったため、訴訟を起こすことにした」と主張した。

 これに対しチェ・ミンス側は、「4年くらい前にヒュウエンターテインメントとドラマへの出演契約を交わしたが、その後制作会社からドラマを制作するかどうかについて聞いたことがない。そのような中、最近突然仮差押さえになった。ドラマに出演しないという話さえしたことがないのに、戸惑っている。今後の対策について議論しているところ」と明らかにした。

ソ・ジュヨン記者
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