チャングムの親友・ヨンセン役パク・ウネ独占インタビュー(下)


―日本で興味があるものは?

「日本映画が好きで、よく見ています。とても作品性の高いものが多いと思います。機会があれば、日本の映画にも出てみたいです」

―好きな俳優さんはいらっしゃいますか?

「オダギリ・ジョーさん、『冷静と情熱のあいだ』の竹野内豊さんなどが好きです」

―いつか共演できるといいですね

「共演とかそういうことよりも、いい作品に参加してみたい、という気持ちが強いです」

―これからのご予定は?

「明日の朝ソウル経由でフランスに立ち、ホン・サンス監督、キム・ヨンホさん、ファン・スジョンさんらと映画『夜と昼』の撮影に入ります。本当はもうフランスに入ってないといけないのですが、今日のイベントのために日にちを延ばしてもらいました。ホン・サンス監督はカンヌ国際映画祭に出品されるなど優れた作品を撮られる方です。その後、『チャングムの誓い』も手がけられたイ・ビョンフンPDの時代劇『李祘-正祖大王』に参加します。イ・ソジンさんが主演のMBC開局46周年記念特別ドラマで、今日もいらしているキョン・ミリさんなど『チャングムの誓い』に出ていた俳優さんやスタッフの方が多く集まるので、こちらも期待しています」

―日本のファンへ一言お願いします

「2回、ファンミーティングを開きましたが、本当に感動しました。わたしはそれまで、他の人がファンミで感激して涙を流すという姿を見て、芝居がかってるんじゃないかな、とちょっと疑ってました。でも、実際自分がそういう場に立ってみると、ファンの方の拍手ひとつにも本当に心がこもっていて、愛を注いでくださっているということがものすごく伝わってきました。本当にわたしも涙が出てきて、ものすごくありがたく、幸せを感じました。これからも、皆さんの期待に応えられるよう、頑張りますので応援してください」

 パク・ウネは、かわいいだけのアイドル女優ではなかった。女優としての高い意識と強い意欲がパク・ウネの華奢な体に大きく宿っているのを感じた。今後の活躍を大いに期待したい。

東京=野崎友子通信員

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