トラン・アン・ユン監督がイ・ビョンホンをキャスティングしたワケは…?


 イ・ビョンホンが映画『シクロ』『青いパパイヤの香り』などで有名なベトナム系フランス人監督のトラン・アン・ユン監督の新作『I Come with the Rain』に出演する。

 BHエンターテインメントによると、イ・ビョンホンは16日から同作品の撮影を行っている。

 この作品は連続殺人犯を射殺した元LA警察のクラインが「行方不明になった息子を探してほしい」と頼まれアジアに向かい、そこで繰り広げられる事件を扱った。この作品でイ・ビョンホンは、香港の暴力団のボス「スドンポ」役を演じる。

 トラン・アン・ユン監督はイ・ビョンホンをキャスティングした理由について、「関心を持って見ていた俳優だったが、ちょうどそのころにパリで映画『甘い人生』が公開され、初めて実際に演技しているところを見た。演技を見ている間中、僕はずっと感嘆の声をもらしていた」と話した。

 また、「この後、イ・ビョンホンの大ファンになり、必ず僕の映画に出演させたいと思った。スドンポは二面性を持つ人物で、演じる際、弱い部分と恐ろしい部分を同時に表現しなければならないキャラクター。イ・ビョンホンはこの難しい役を十分に演じることができる俳優だと思っている」と話した。


▲映画『甘い人生』の予告編

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