日本のヒップホップデュオ「m-flo」の来館公演が韓国のファンを失望させた。
18日午後10時、ソウル広壮洞のシェラトン・グランデ・ウォーカーヒルホテル・カヤグムホールで行われたm-floの公演が、予定の時間に行われず、数百人が払い戻しを要求するなどの騒ぎとなった。
m-floが韓国で公演を行うのは今回が2度目で、クラブのパーティーを兼ねた公演だった。午後10時から翌日午前3時まで行われる予定で、m-floは午前0時から出演することになっていた。
しかし公演開始約10分前、会場に準備されていた大型スクリーンにm-floの公演が12時45分から始まるという案内が公示された。m-floの公演を待っていた人々は、唐突な発表に腹を立て、会場を出てチケット販売員に払い戻しを要求するなど、関係者と衝突した。
m-floの公演が始まった後、公演の担当者が舞台に上がって払い戻しに関する説明をしたが、これが人々の怒りをさらに倍増させた。
公演の担当者は「これからm-floの公演が始まります。公演を見たい人は残って楽しんでください。払い戻しを希望する人は会場を出てチケットの払い戻しを行ってください」としたため。この担当者が舞台に上がったのは、m-floが舞台に登場し、公演が始まり、会場が盛り上がった後だった。
また、多くの人々が今回の公演で感じた不満は、正確に公示されなかった公演の時間だった。ほとんどの人々は午後10時から午前3時に公演が行われるという説明しか聞いていなかったという。人々は「チケット購入の際、公演の内容に関する説明がほとんどなかった。m-floの来韓公演を楽しみにして来たのに、m-floの公演は5時間のうちの1時間だけだった。こんな風に公演が行われるということを事前に知っていれば、これほど腹が立たなかったと思うが、何も知らなかったので失望した」という意見だった。
今回の公演の関係者は、チョソンドットコムの取材に対し、「職員を動員し、現場でチケットを購入した人にはすぐに払い戻しを行い、前売り券を買った人にはその人の口座に払戻金を振り込むよう対処した。楽しい公演となるよう準備していたが、結果的に多くの人に迷惑をかけることになり申し訳ないと思っている」と説明した。