【STAR★ミニドキュメンタリー】(3)イ・ビョンホン


 国民的俳優に成長したイ・ビョンホンは、まさに華麗なる軌跡を歩んできた。

 1991年、20歳そこそこでKBS公開採用14期としてデビューしたイ・ビョンホン。彼は、92年にドラマ『アスファルト 我が故郷』(KBS)で第一歩を踏み出した。そして同年、青春ドラマ『明日は愛』(KBS)で大学生ボムス役を演じ、KBS演技大賞新人賞の栄誉を受けた。ファンたちの心に「イ・ビョンホン」という名前を確実に刻みつけた彼は、その後SBSと専属出演契約を結び、活動を加速させていった。そして、ドラマ『アスファルトの男』(95年)、『白夜3.98』(98年)、『ハッピートゥゲザー』(99年)、『美しき日々』(2001年)、『オールイン』(2003年)などに出演し、スターダムに登りつめた。特に『美しき日々』は日本でブームを巻き起こし、イ・ビョンホンは、韓流スター「ビョン様」と呼ばれるようになった。

 また、テレビだけでなく映画界にも活躍の幅を広げた。ヒット作『JSA』(2000年)、『バンジージャンプする』(2001年)、『純愛中毒』(2002年)、『誰にでも秘密がある』(2004年)、『甘い人生』(2005年)などの作品を通じ、イ・ビョンホンはブラウン管で見せることのできなかった自らの才能を思う存分発揮した。最近では日本映画『HERO』に友情出演し、話題となった。

イ・ヘワン記者
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