ムン・ソリVSチャン・ジニョン、ドラマ対決の行方は?


 スクリーンの女王たちがブラウン管で正面対決する。

 話題の『太王四神記』(MBC)が9月10日から放送されることが決まり、同月26日から放送予定の『ロビイスト』(SBS)との勝負が避けられなくなった。

 両ドラマは、ペ・ヨンジュンとソン・イルグクという傑出した俳優が登場することで既に話題となっているが、彼らと共演する女優たちの対決も、注目を集めている。

 それもそのはず、『太王四神記』には映画女優ムン・ソリが、『ロビイスト』にはチャン・ジニョンが出演するのだ。

 ドラマ出演は今回が初めてのムン・ソリは、広開土大王役のペ・ヨンジュンを愛しながら、対立することになる運命のソ・ギハ役にキャスティングされた。

 まだドラマのスチール写真しか公開されていないが、その1枚の写真に写っている、優雅な衣装をまとい品のあるムン・ソリの姿には、これまでの強いキャラクターに女性らしさも加味されたことが見て取れる。

 チャン・ジニョンも、ブラウン管ではやはりニューフェイスだ。シチュエーションコメディー『順風産婦人科』の端役以来、6年ぶりにお茶の間に登場する彼女の役は、武器ロビイストのマリア。

 姉の突然の死による傷を抱えながらも、バス1台で運送業を始め、大きな成功を収める役だ。後に武器ロビイストとして活動し、姉の死に関するミステリーを解明しようと努める。彼女は、米国ロケで2億5000万ウォン(約3214万円)のドレスを身に着けてポスター撮影を行い、自身が引き受けたキャラクターを端的に表現した。

 制作費400億ウォン(約51億4200万円)の『太王四神記』と120億ウォン(約15億4270万円)以上が投じられた『ロビイスト』。二つの大作ドラマが正面対決する中、勝利の女神はどちらにほほ笑むのか、今から関心が寄せられている。

ウ・アジョン記者
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