昨年1月に公開され、600万人以上の観客を動員した映画『マイ・ボス・マイ・ヒーロー2』の監督が、制作会社を相手取り、興行に伴う特別報酬の支払いを請求した。
5日、ソウル中央地裁によると、同作品のキム・ドンウォン監督は最近、映画制作会社シネマ・ジェニスを相手取り、特別報酬4億1000万ウォン(約5200万円)の支払いを求め、訴訟を起こした。キム監督は今年2月、裁判所に提出した支払い命令申請書で「観客が200万人を超えた後は、観客1人当たり100ウォン(約12円)の特別報酬を支払うという契約を交わしたのに、まだその特別報酬を受け取っていない」と主張した。裁判所は今年4月、この申請を受理したが、制作会社側が異議を申し立てたため、裁判で最終的な結論を下すことになった。