【インタビュー】イ・ハナ「私には写真集のオファーがなく…」

 キュートで清純派キャラクターよりも、ボーイッシュで活発な役が愛される昨今、特に注目されている女優がいる。最近幕を下ろしたドラマ『メリーVSテグ攻防戦』(MBC)で主役を演じたイ・ハナ。ドラマ『恋愛時代』(SBS)でデビューから1年、地上波3社すべてでドラマ出演を果たし、映画『食客』にも出演するほど人気が続いている。彼女はとても運に恵まれているようにも見える。しかし、一度でもイ・ハナの演技を見たことがある人なら、「役者として本当に努力を重ねている人」と感じるだろう。


‐最近はどのような生活を送っているのか。

 「息も止まらぬ勢いでドラマ『メリーVSテグ攻防戦』を終えた後は、余裕を持って過ごしながら、英語を勉強しています。また、オフの間に長期でギリシャを旅行したいと思い、必要な情報を調べています。また、秋に公開される映画『食客』のプロモーションも一所懸命やっています」

‐ドラマ『メリーVSテグ攻防戦』での役と、実際の姿の違いは。

 「お転婆なキャラクターを演じたのは、私なりに変身だと思っていたのですが、似たような役を続けて演じたため、それが私の姿であるかのように思われるようになりました。でも、そのようなキャラクターは、素晴らしい台本によって面白く表現されただけなのです。実際の私の性格は、それほど楽観的ではなく、もっと内向的です」

‐女性のファンが特に多い理由について。

 「女性ファンが多いのではなく、男性ファンがいないのだと思います。道を歩いていても、女性のほうが私によく気付きます。男性たちは、私のことを全然知らないようですね。おそらく、セクシーさが足りないのでしょう。最近はセクシーな写真集がたくさん出ているのに、私にはそのようなオファーが全くないんです。でも、それぞれ似合うスタイルがあるので、特に心配していません」


‐映画『食客』はどのような内容なのか。

 「食べ物に関する話とささやかな愛を描いた、温かい映画です。良い料理を求めて旅に出る料理人が、他の料理人と競い合うというあらすじで、私はその過程をカメラに収める記者の役を演じました」

‐演技が難しいと思ったことはないのか。

 「初めて職業を持つ役を演じました。知的なキャラクターを演じたいと思い、本をたくさん読み、カメラの撮影方法も習いました。記者という職業は本当に大変だと思いましたね。特にカメラを担いでインタビューするのが大変でした」

‐理想の男性は。

 「私は子供のような男性が好きです。純粋であどけない雰囲気の人に引かれます。芸能人でいうと、俳優のファン・ジョンミンさんです。

目が本当にきれいだと思います」

ソ・ジュヨン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース