ナム・サンミ、『犬とオオカミの時間』の切ない演技が好評


 ナム・サンミが成熟した内面の演技を見せ、お茶の間のファンから高い支持を得ている。

 1日に放送されたドラマ『犬とオオカミの時間』(MBC)の第5話で、ナム・サンミは切ない眼差しの演技と、繊細な感情表現で注目を集めた。

 ナム・サンミが演じるのは、記憶喪失で自らの出生が分からなくなり、犯罪組織のナンバー2として成長するスヒョン(イ・ジュンギ)と、彼の友人である国家情報院の要員ミンギ(チョン・ギョンホ)の間で葛藤するヒロイン、ジウ。ドラマ序盤の堂々としてはつらつとした姿から、悲劇のヒロインへと徐々に変化しつつある。

 この日の放送では、スヒョンが死を装って囮(おとり)として潜入。その後、さまようジウの姿が放送された。ナム・サンミは今後も、愛する人を失った深い悲しみと、新たな人物に対する混乱をドラマチックに表現していく。

 また同日の放送で、ナム・サンミは「私は梨花女子大学を出た女よ」という台詞で映画『いかさま師』をパロディー化し、視聴者らを笑わせた。

 ナム・サンミは「ジウのキャラクターは、前作の『甘いスパイ』や『不良家族』の役柄とは異なり、とても複雑で微妙な役。今後も感情の幅が大きく変化するだろう。劇的な作品に取り組むことで、演技が一段と成熟すると思う」と語った。

ソ・ジュヨン記者
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